能登半島地震から1年。

私たちの日常を一変させた能登半島地震から1年がたち、今、新たな年を静かに迎えられることの喜びを噛みしめています。
この間、皆さまにはたくさんの温かいご支援をいただきました。ありがとうございます。


被災直後の能登半島は広い範囲で断水し、地理的条件から物資の補給やインフラの復旧が難航しました。
ようやく立ち直りかけた9月、今度は豪雨に見舞われました。
現在も不便な生活を余儀なくされる場所はあるものの、それぞれが少しずつ前に進んでいます。


振り返ると、私たちは地震に多くのものを奪われましたが、逆に地震をきっかけに得られたものもあったと感じます。
こうして大勢の方が能登に心を寄せ、一緒に未来を見てくださるという状況は、震災前には想像できませんでした。以前なら「でも、仕方ないか」と諦めただろうことも、今ならできるかもしれない。そんな気持ちにすらなれます。


さて「1年」というと節目のような響きがありますが、実際は復興に向けた長い道のりのスタートを切ったばかり。
2025年も引き続き共に歩んでいただけると嬉しいです。

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