半年前の、あの日。私たちは多くのものを失いました。愛する人、愛する家、愛する景色。私たちの能登は、大きく姿を変えました。
地域社会を支えてきたシステムが機能不全に陥る中、能登復興ネットワークは発足し、応援してくださる方々と助けを必要とする方々の調整弁として活動してきました。支援物資や炊き出しのマッチング、情報共有の仕組みづくりなどを通し、ご厚意が広くスムーズに住民へ行き渡るよう努めました。半年が経ち、だんだんとフェーズが変わる中で、今必要な支援を模索しながら進んでいます。
ご協力いただいた方々のおかげで、能登は確かに復旧に向けた道を歩んでいます。いざ「復興」となると、その道のりが果てしなく感じられるのも事実ですが、それでも歩みを止めずに頑張っていきたいと思っています。
能登が能登らしく復興するため、これからも一緒に前を向いていただけると幸いです。