復興本格化へ向けて法人化します

能登復興ネットワーク(NRN)は2024年7月4日夜の臨時総会で、近く非営利型一般社団法人に移行することを決めました。復興への長い道のりを見据え、より責任ある立場から主体的にそれぞれの取り組みに邁進いたします。

これまでのNRNは任意団体として、被災地内外で情報を共有する仕組みの構築、支援物資やボランティアと被災地のマッチングなどに尽力してきました。足もとでは、地震からの半年間で被災地のニーズが少しずつ変化し、私たちの活動の幅も広がっています。皆さまからお寄せいただく善意も積み上がっており、これから本格化する復興フェーズで柔軟に動けるよう法人化することにしました。

「一般社団法人能登復興ネットワーク」は社員であり議決権を持つ正会員(現NRNの役員)、議決権を持たない賛助会員(現NRNの会員)からなり、代表理事には現NRNの代表を務める木下徳泰(七尾未来基金設立準備会)が就きます。法人の設立準備が完了したら現NRNを解散し、体制を移します。

臨時総会ではこのほか、法人化を前提に今年度の事業計画や予算計画を決定しました。NRNは今年度も、能登が能登らしく復興するための「共創のハブ」機能を果たすべく、行政や他の中間支援組織と連携し、情報共有や人材育成に加え、長期プロジェクトの組成や被災者の仕事づくりに努めます。

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