月に一度、能登の外に能登の今を届けるオンライン報告会、『シン・いやさか会議』を開催しています。
今回は、テーマを『穴水町の今』とし、穴水町で活動するプレイヤーの皆さんにご登壇いただきました。
【登壇者】
森本敬一さん(森本石油・チーム能登喰いしん坊)
村山智一さん(栽培家)
北原密蓮さん(カフェデモンク)
登壇者紹介
森本 敬一 氏(株式会社森本石油 代表)
発災直後から24時間体制でガソリンスタンドを稼働。現在は、放置されていた古寺「千手院(せんじゅいん)」の復興プロジェクトや、ボランティアの受け入れ、若者の移住促進など多岐にわたる活動を展開 。
北原 麻由子 氏(カフェデモンク穴水 / 先住院 住職)
臨床宗教師として、被災者の心のケアにあたる。東北大震災時に発足した「カフェデモンク」の活動を通じ、現地の人々に寄り添う活動を継続 。
村山 智一 氏(ブドウ栽培家)
穴水町の特産である能登ワインの原料ブドウを栽培。本イベントには、ワイン文化の源流を訪ねる海外(アゼルバイジャン近郊)からオンラインで参加
トーク内容
- ガソリンスタンドから広がる「復興ツーリズム」
森本氏は、震災直後の凄惨な状況を振り返りつつ、現在の前向きな取り組みを紹介しました 。
・人口減少への危機感:人口が震災前の約8,000人から約6,500人へと16%減少した現状を共有。肌感覚では「3割がいなくなった」と感じるほど深刻であり、今年1年の取り組みが町の命運を分けると強調しました 。
・千手院プロジェクト:10年間空き寺だった「千手院」を、NPOと宗教法人が連携して再生。延べ680名以上のボランティアが関わり、除夜の鐘や初日の出のイベントなどを通じて、地域外の人々との交流拠点(復興ツーリズム)へと進化させています 。
- 心の復興:「カフェデモンク」と寄り添いの場
北原氏は、被災者の心の声を聴く活動について語りました。
「文句」を言える場所:宗教者が中心となり、被災者が胸の内にある辛さや「文句」を吐き出してスッキリしてもらう場を、仮設住宅などで提供しています 。
- 世界とつながる能登の産業
村山氏は、海外のブドウ栽培現場から参加し、能登の産業を未来へつなぐ視点を提供しました。特産の能登ワインを軸に、世界的な視座から復興を考える姿勢を示しました 。
次回のお知らせ
開催日:2月26日(木)19:00〜20:00
詳細・お申し込みは、公式Facebookなどでお知らせいたします。
