「のと発酵的復興会議2026~能登の未来を共につくる~」開催報告

2026年1月17日(土)。
この季節の能登には珍しい晴天の下、のと里山空港に隣接したNOTOMORI( ノトモリ)にて「のと発酵的復興会議2026~能登の未来を共につくる~」を開催しました。能登のみならず金沢、大阪、東京など全国から約150人が参加。「能登の未来を共につくる」をテーマに、熱い議論が交わされました。

31年前のこの日、1995(平成7)年1月17日は、阪神・淡路大震災が発生した日。プログラム開始に先立ち、参加者一同、犠牲になられた方々に黙祷を捧げました。

「のと発酵的復興会議」の共同実行委員長である岩城、森山のオープニング対談では「このままでは能登は滅亡する。みなさんはそれに抗うために立ち上がったレジスタンスです。」という刺激的な言葉から、会場の一体感がグッと上がりました。その後、参加者一人ひとりが「今日の目標」を設定。復興するか、滅びるかの分かれ道になる3年目を共に乗り越える仲間として、その目標、意気込みを胸に会議に参加しました。

プログラムは分科会オーナーたちによるショートプレゼンから開始。参加者は午後からどの分科会に参加するかをこのプレゼンをもとに決めるのですから、オーナーたちも自然と熱が入ります。

ランチ交流会を挟んで、まずは<ROUND1>。テーマは<民宿・事業承継・観光><スモールビジネス><ティーン><関係人口><公教育><大企業共創>。午前中のショートプレゼンで興味を持ったテーマ、能登の発酵的復興Leadersのもとに参加者が集い、活発な議論が交わされました。

そして<ROUND2>は、New Generation、若い世代がアジェンダオーナー。ROUND2では「35歳以上の発言は付箋紙にて行うこと」というルールが示されると、会場内にざわめきが。主体となるのは、能登に生まれ育った、移住してきたなど、それぞれの立場で、真剣に能登の未来を考える若者たちです。彼ら彼女らが描く能登の未来に、大人たちがさまざまな立場でアドバイスを送り、熱く励ます。そんな世代を超えたやり取りに、会場全体が活気に満ちあふれていました。

それぞれが能登の未来を真剣に考えたあとは懇親会。議論の余熱が、心地よい親睦の輪へと変わっていきます。会議での白熱した議論が嘘のように、懇親会では誰もが旧知の仲であるかのように打ち解けていました。会場のあちこちで、まさにいろいろな化学反応、発酵が起きていることを確信しました。

「のと発酵的復興会議2026」で仕込んだ原材料をこのあとどのように発酵させて、さらに能登の未来へと昇華させていくか。各分科会で生まれた目に見えない想い=菌を増殖させて、それぞれの立場・現場で丁寧に熟成させていくか。次回の「のと発酵的復興会議」でその成果をお伝えできることを楽しみにしています。

「のと発酵的復興会議2026」分科会テーマ

<ROUND1>能登の発酵的復興の現在地 by 発酵的復興Leaders
・民宿・事業承継・観光:古くて新しい能登の生業!小さくて多様な民宿の可能性
水上志都(のとの宿観光防災ラボ)

・スモールビジネス:能登で企業の連鎖を起こす!事業をつくる仲間募集
奥田和也(株式会社奥能登元気プロジェクト 代表取締役)

・ティーン:自分らしく生きる10代を育む、多彩な体験や出会いが生まれるには?
小浦明生(NPO法人じっくらあと事務局長・わじまティーンラボ館長)

・関係人口:“関係人口”は能登を救うのか?受け入れ側と関わる側の在り方について
杉野智行(ゲストハウス黒島・株式会社 湊 代表取締役)

・公教育:今の能登に必要な「教育」のあり方を考える
安宅佑亮(慶應義塾大学)
浅野大介(石川県副知事)

・大企業共創:大企業と能登が共創できる未来とは?“関わり”のストーリーを描く
宮  義範・齊藤 伸之(イオン株式会社 能登支援プロジェクト)

<Round2>Next Generationによる分科会
・交流:市町対抗!!! 能登まるごと運動会
古矢拓夢(ケロンの小さな村 村長・能登若衆の会 代表)

・日本酒、グローバル・越境:能登の魅力を海外に伝えたい!
小黒茉由(千葉大学法政経学部)

・まちやど、事業成長:この1時間、宇出津でどう過ごす?
畑愛美(ゲストハウス&線(tosen) 宿主)

・関係人口、関係人口・2拠点:能登らしい関係人口の姿とは?
齋藤総一朗(株式会社Jstream)

・森・里山、事業成長:自然と共に暮らし、商いを営む若者が生まれるには?
北村優斗(合同会社焼塩エイミー代表・ZEN大学)

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